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2012年6月01日

開催地: 神奈川県

CKD診療のエッセンスとCKDの重症度分類に関する記者会見
~2012年6月1日(金) 会場:パシフィコ横浜会議センター 4F 419号室~

 2012年6月1日、第55回日本腎臓学会学術総会の行われているパシフィコ横浜会議センターにおいて、日本慢性腎臓病対策協議会(J-CKDI)・(社)日本腎臓学会(JSN) 主催により「CKD診療ガイド2012」に関する記者会見を開催しました。
記者会見
 登壇者 1 槇野博史J-CKDI理事長 (日本腎臓学会理事長)
2 冨田公夫 第55回日本腎臓学会学術総会長
3 秋澤忠男J-CKDI副理事長 (日本透析医学会理事長)
4 本田雅敬J-CKDI副理事長 (日本小児腎臓病学会理事長)
5 今井圓裕J-CKDI事務局長 (JSN CKD診療ガイド改訂委員長)
6 [司会] 安田宜成J-CKDI事務局次長 (名古屋大学 准教授)

 各役職者の挨拶に続いて、今井圓裕JSN CKD診療ガイド改訂委員長による「CKD診療ガイド2012」に関する解説が行なわれました。

[会見要旨]
 CKD診断基準およびGFRに基づいた重症度分類が発表されてから、10年が経過しました。わが国にはCKD患者が1330万人おり、成人の8人に1人がCKD患者です。CKDは透析導入の原因であるだけでなく、心筋梗塞、脳卒中のリスクであることが知られています。CKDの脅威ならびにその多大な医療費は医学界だけでなく、社会的にも大きな問題 であります。
 2012年に国際腎臓病予後改善委員会(KDIGO)が中心となって、10年ぶりにCKD診療を再評価し、重症度分類を改訂しました。この改定に合わせて、日本の「CKD診療ガイド2012」の発行を致しました。
 新しCKD診療ガイドでは原疾患名を記載し、全ての患者において尿蛋白とGFRを評価するようになりました。これを日本の診療に当てはめるために、アルブミン尿と蛋白尿の区分を新たに設定しました。さらに、GFR45mL/min/1.73m2で従来のCKDステージ3を2分割し、G3aとG3bに変更しました。重症度はG4A2のように記載し、色により重症度 が分かりやすく示されています。
 また、CKD患者の血圧管理法が変わります。成人において、これまでの尿蛋白1g/日以上で125/75mmHg未満という基準は撤廃され、わが国では全て130/80mmHg以下に統一されました。さらに、CKDの第一選択薬はACE阻害薬、ARBだけでしたが、尿蛋白がない、非糖尿病患者で第一選択薬はなく、患者の状態に合わせて治療するように改定されました。
 また、CKD患者の貧血に対する管理基準も変わりました。

 [解説された内容] ① CKD診療ガイド2012の概要
② CKD患者の紹介基準
③ CKD患者のフォローアップ基準
④ 血圧に関する新しい基準
⑤ 貧血に関する新しい基準

解説中の様子

 

【メディア掲載情報】
2012年6月19日(火)、東京新聞、中日新聞に、当記者会見並びに改訂概要についての紹介記事が掲載されました。
「中日新聞」記事を読む PDF(1.6MB)pdf

 

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