高野豆腐が実はすごい! 今話題のレジスタントプロテインが手軽にとれて、内側から美しくなれる!?

こんにちは、管理栄養士の小玉です。

みなさんは高野豆腐を食べる頻度は多いですか?

「普通のお豆腐より高野豆腐を食べる回数が多い」という方は少数派かと思います。

しかしながら高野豆腐には、豆腐には含まれていないある素晴らしい成分を含んでおり、多くの健康効果美容効果が期待できるというのです。

今回はその素晴らしい成分効果手軽に摂取するコツなどをご紹介いたします。

高野豆腐とは?

そもそも高野豆腐とはどのような食材なのでしょうか?

高野豆腐とは「豆腐を凍結・低温熟成した後に乾燥させたもの」です。

熟成乾燥することでタンパク質などの各種栄養成分が凝縮されているので、栄養価が高いと言われる食材の一つです。

高野豆腐はそのままですと固いスポンジ状態ですので、これを水で戻し、だし汁で煮込むなどの調理を行います。

高野豆腐に含まれる成分

高野豆腐は豆腐が原料です。

つまり、豆腐の原料である大豆の豊富な栄養成分が含まれています。

そして、それ以外に高野豆腐には、豆腐にはない「ある成分」が含まれているのが特徴です。

それが「レジスタントプロテイン」です。

具体的な成分を下記の4つの項目でご紹介します。

レジスタントプロテイン

レジスタントプロテインは「難消化性タンパク質」という、胃腸で消化されにくいタンパク質のことです。

特徴としては、胃で消化されずに大腸まで届く、というところです。

消化の効率を悪くすることで血糖値やコレステロールの上昇が抑えられ、大腸で腸内環境を整える効果が期待できます。

「タンパク質」ですが「食物繊維」のような性質も持つ、比較的新しく発見された成分です。

なぜ豆腐には含まれていないのに、高野豆腐には含まれているのでしょうか?

その理由は、高野豆腐の製造において「長い時間や工程」をかけて作られることで、このレジスタントプロテインが形成されると言われています。

大豆イソフラボン

女性ホルモンの「エストロゲン」に似た化学構造で、女性の美しさや若々しさを手助けするという働きも似ているといわれているため、注目されている成分です。

大豆サポニン

大豆サポニンを一番多く含む食材は高野豆腐、と言われるほど高野豆腐には豊富に含まれています。

大豆の胚軸に多く含まれるしぶみの主成分で、強い抗酸化作用を持つので、老化の原因となる活性酸素の増加を防ぐ効果が期待できます。

ビタミンE

大豆は各種ビタミンやミネラルを含みます。

その中の一つにビタミンEがあり、この栄養素も強い抗酸化作用をもち、老化や生活習慣病の予防が期待できます。

高野豆腐の健康効果

美肌

では、具体的に高野豆腐にはどのような健康効果があるのでしょうか。

血糖値の上昇を抑える

高野豆腐に含まれるレジスタントプロテインは、胃で消化されずに大腸まで届くことで、消化の効率を悪くし、このことにより血糖の急激な上昇を抑えます。

「レジスタントプロテインを多く含む高野豆腐を食べると血中HbA1cの数値(糖尿病の指標)が低下した」という研究データがあり、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。

整腸作用

レジスタントプロテインの胃でなく大腸で消化されるという働きは、整腸作用にもつながります。

腸内環境が整うことで軟便や便秘にも効果を発揮し、しっかり体内の毒素を排出することで体の調子も整っていきます。

ダイエット効果

レジスタントプロテインを摂取することで血糖値の上昇が抑えられ、便秘も改善されるのでダイエットも期待できます。

美肌効果

高野豆腐に含まれる大豆イソフラボンは肌の調子を整える「美肌ホルモン」のエストロゲンのはたらきを助け、若々しい肌をサポートします。

また、レジスタントプロテインの整腸作用により、腸内の解毒効果も期待できるため、内側から綺麗になり美肌に繋がります。

高野豆腐を手軽に摂取するコツ

様々な健康効果があるこの高野豆腐。

しかし「水に長時間つけたり、調理するのが面倒というイメージ」がありますよね。

現在の市販品は、そのようなこともなく、とっても簡単に調理できます。

電子レンジで簡単調理

現在の市販品は、水に戻さずに調理することができるものが多数です。

先にだし汁を作り、それに乾燥のままの高野豆腐を入れ電子レンジで加熱するだけ。

時間や手間をかけず、含め煮として手軽に摂取することが可能です。

粉豆腐で置き換え

長野県ではこうや豆腐を粉末状にした「粉豆腐」がポピュラーだそうで、インターネットでも手軽に購入できます。

この粉豆腐を小麦粉と置き換えすることで、糖質を減らすこともできますね。

高野豆腐の注意点

では、高野豆腐を摂取するうえで気をつけることはあるのでしょうか?

それは「胃腸が弱い人」「成長期のお子さん」過剰に摂取することを控える、ということです。

そもそもレジスタントプロテインは消化されにくい成分ですので、胃腸の働きが弱い人や栄養を必要とする成長期のお子さんは、過剰な摂取は禁物です。

もちろん適量の摂取なら全然問題ありませんので、量に気をつけて楽しんでくださいね。

 

いかがでしょうか。

日本の伝統食の高野豆腐にこのような成分が含まれており、様々な健康効果も期待できるのですね。

調理も簡単ですし、ぜひ健康維持や美容のために日々の食生活に高野豆腐を取り入れてみてください。

今回もお付き合いありがとうございました。

《この記事を書いた管理栄養士さん》

小玉
管理栄養士、食品表示検定中級の資格を保有。給食委託会社で支配人兼管理栄養士として献立作成や栄養価計算、現場調理を経験。その後転職し、サプリメントの研究開発職、外食企業のメニュー開発、食品表示の作成等に従事。現在は、1歳の娘の育児をしながらフリーの管理栄養士として活動中。

管理栄養士についてより詳しく知りたい方はこちら

  • コメント: 0

関連記事

  1. 和食のすゝめ!ダイエットに最適な【旅館のような食事】を自宅で簡単にできる秘訣

  2. おやつが食べた〜い!管理栄養士が選ぶ【罪悪感なく】食べられるおやつ3選

  3. 食ゼミに参加!食品の選択、みなさんはどうしていますか?

  4. 女性の天敵、貧血!スボラに鉄分補給できる二つのコツ

  5. 加工アプリにも負けない!?美肌づくりにぴったりの成分

  6. 妊婦にお奨め!ノンカフェインの飲み物おすすめ3選

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。